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高圧送電ケーブル地下トンネル異常温度検知

2007年10月、台湾新竹市変電所間、総長約600mの送電ケ-ブル用地下トンネルの異常温度検知システムとして、NK-OPTIS(光ファイバ温度情報システム)の施工を完了しました。
本システムではNK-OPTISによるトンネル経路のリアルタイム温度監視測定データをユーザの監視システム(MHI/DDCプロトコール)に送出し、測定周期10秒での火災発生位置の検知を行うとともに、トンネル内での退避経路誘導表示を行います。

写真:高圧送電ケーブル地下トンネル異常温度検知

高圧送電ケーブル地下トンネル内異常温度検知概要

光ファイバセンサ方式はトンネルのような長距離の温度分布監視に適しており、大電力送電ケーブルの近くにあっても電磁誘導の影響も受けず、防爆に対しても本質安全、かつ高速、確実に異常温度検知機能を発揮します。
光ファイバはトンネル上部に敷設、トンネル内の温度分布測定データはグラフィックソフトウエア(GS-OPTIS)により5m区分にし、測定周期10秒で表示更新、ユーザの監視システム(DDC)への情報提供を行います。
トンネル内には退避方向を示す青と赤の表示灯を一定間隔に配置し、DDCにより制御されます。

図:高圧送電ケーブル地下トンネル内異常温度検知概要

対象製品

写真:NK-OPTIS

光ファイバ自体を温度センサとして測定対象物の温度分布をリアルタイムに測定するシステムです。 測定対象物に沿って光ファイバを埋設するだけで、数千点の温度計に相当する温度分布データを簡単かつ低コストで得ることができます。

活用事例
輸送ベルトコンベアの異常温度検知(石炭、木材チップ等)
データセンター温度監視
高圧送電ケーブル地下トンネル異常温度検知
ホットスポット監視
車道・トンネル異常温度検知
高温蒸気配管漏洩検知
LNGタンク漏洩検知
地中温度分布測定
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